個人契約の家庭教師の相場はいくら?仲介会社と徹底比較
「家庭教師は個人契約の方がおトクと聞くけどどれくらいの差があるの?」
「個人契約でお願いすると月謝はどのくらい?」と言った保護者の方に向けた記事です。
家庭教師の見つけ方、個人契約vs派遣業者
一概に家庭教師と言っても、(1)派遣業者を介する家庭教師、(2)個人契約の家庭教師があります。まずはその違いについて確認しておきましょう。
(1)派遣業者を介する家庭教師
「家庭教師のトライ」のように家庭教師を派遣する企業を介して契約するやり方です。
契約やトラブル時などの対応の面で安心感はありますが、払った月謝の半分以上は家庭教師ではなく会社が中抜きをするため割高になります。
(2)個人契約の家庭教師
派遣業者を介することなく直接先生と契約を結ぶやり方です。
知人の紹介や、個人契約サイト(=掲示板)、アプリなどで探してお願いをすることが多いです。契約を自分でする必要はありますが、派遣業者がいない分、月謝を低く抑えつつも、先生に払う時給があがり先生のモチベーションが高まります。
保護者の方にとっては見逃しやすいことですが、教える側のモチベーションは成績アップにかなり重要です。
授業料(=時給)の相場
料金の大部分を占める月謝、時給の相場は いくらでしょうか?実際に複数のサービスを比較したところ次のような結果になりました。
個人契約の場合2000円~4000円、派遣業者を介する場合は3000円~8000円が相場
生徒さんの年齢や、受験期かどうかで多少授業料は変わってきますが、個人契約は、一時間あたり1000~4000円ほど安くなります。
東大生、医学生など特別な経歴があると時給は上がる。
特殊な条件の家庭教師の場合は値段が上がります。
例えばプロ家庭教師、東大生、医学生の家庭教師の場合です。この場合は個人契約でも3000円~5000円、派遣業者を介する場合は5000円~10000円程度が相場です。
派遣業者、個人契約ともに、指導料(=時給)のチェックは大切
こちらは特に派遣業者に多いのですが、月謝〇〇円~、一時間あたり△千円~などと書いてある場合には注意が必要です。ランクの高い家庭教師(高学歴、指導実績あり)だと料金が跳ね上がる可能性があります。
個人契約ではそれほど多くはありませんが、念のため事前にしっかり確認してから指導をお願いするようにしましょう。
入会金、紹介料の相場
派遣業者を介する場合、入会金は2万円程度かかります。個人契約の場合、入会金はありません。紹介料として7000~9800円程度かかります。
その他の経費について
交通費
先生が家にくるときに交通費がかかる場合は交通費は必要になります。個人契約の場合は、交渉次第で時給に混ぜることもできるかもしれません。(先生のモチベーションに影響するのでおすすめしません、。)
テキスト、教材費
悪徳な派遣業者に教材費という名目で指導料以外の料金を請求された、というケースもたまにあります。
個人契約の場合は、定評のある市販の問題集や参考書(2000円程度)でその先生が使っていたものを購入することが多いです。(学校の勉強をサポートしてほしいときは購入しないときもあります。)
結局、派遣業者とくらべて個人契約はどのくらいお得か?
まとめた表を現在作成しています。
お得な分注意すべき点とは?
月謝の半分以上を手数料として払う必要がある派遣業者とくらべて、個人契約はかなりお得なことがわかりました。
しかも先生の時給が上がることで、先生の教えるモチベーションが高まるのは、なかなか気づきにくい個人契約のメリットです。
ただしトラブルが起きたときのために、事前に話し合って体験授業をしてもらい、契約書はしっかりと作成しておきましょう。 契約書については、こちらで解説しています。
オススメの個人契約サイト、アプリ
「家庭教師の紹介をお願いできる知人がいないんだけど」、と思った方も多いと思います。
そんな方のために最近は数多くの個人契約サイト、掲示板があります。その中でオススメのものを厳選して紹介します。
カテアプリ東大生
カテアプリ東大生では、登録している先生は東大生のみで安心です。また#中学受験、#鉄緑会出身、#プログラミングなどそれぞれの先生の経歴や得意なことで検索でき便利です。(→サイトはこちら、アプリはこちら)
To-Last
家庭教師のTo-Lastは、登録している先生の数では相当多い部類に入ります。事前に先生に指導ができるか確認できるのがうれしいポイントです。(→サイトはこちら)
DIY
DIYは個人契約サイトの中では老舗で、17年目になります。老舗だけあって地方の先生も見つけることができます。(→サイトはこちら)